全レス、それだ!

一度全レスしてみるといいよ!…わりと本気。

どうすればブクマコメントを気にしないでいられるか - novtan別館

なるほど、それ結構いいかも。

ネガティブに感じられるものを無視しましょう、という話ではありません。自己承認のみが目的ならそれでも良いですけど、発展的な何かを求めているのであれば、自分に対しての有用な批判を見つけだすのは大事です。

どうすればブクマコメントを気にしないでいられるか - novtan別館

で、それをするためには、たとえコメントが一方的な決め付けに基づいた中傷と思えるものであっても、中傷で返すのではなく、どのような理由でそのコメントが中傷だと感じられるのかを説明する形でレスをしていくと、筋の通った根拠に基づく有用な批判を見逃さずに済むというあたりでしょうか。

つまり、きちんと向き合えば、そこに何らかの価値を見出すことは可能なのです。

まあでも万人向けではないですよ。ありのままの自分(笑)が大事な人にとっては否定や批判はそれだけで悪でしょうし、そういった人をネガティブコメント(笑)から救うすべは僕にはありません。

どうすればブクマコメントを気にしないでいられるか - novtan別館

そういえば今週火曜日の読売朝刊に、自分語りが鼻に付くコボの爺さんにコボがお前どんだけ自分のこと好きなんだよとたしなめたものの爺さんは意に介さなくてならばとコボの父ちゃんが以前に爺さんを撮影したビデオ映像を本人に見せたところありのままの姿の自分に萎える(意訳)というストーリーの4コマ漫画が載っていましたが、確かに中傷ではない筋の通った説明付きのネガティブコメントを通して自分のありのままの姿を目の当たりにする状況は萎えるから避けて通りたいという人もいるのかもしれませんね。

もしも中傷に中傷で返すという応酬がなくなれば、そのあたりの実体がよく見えてくるような気もします。現状では、ブログで筋の通らないことを書いて中傷まがいなことになっていたとしても、それに対する批判コメントにも理由の説明が足りていないせいで単なる中傷みたいになっているものが含まれることがあって、でもそのようなコメントの存在こそが最初に中傷まがいなことを書いた人の行為を相対的に正当化することになってしまっている面もありそうです。

まずは、中傷に対して中傷ではない形で一矢を報いるコメント手法の確立が急務ということなのかもしれません。

ブクマレス

>中傷に対して中傷ではない形で一矢を報いるコメント手法の確立が急務 ←そこでIDコールですよ!→d:id:takopons:20080129:1201551933←返事は期待できないかもだけど、一度やってみる価値はあると思う。

はてなブックマーク - takoponsのブックマーク / 2008年4月11日

ということで、

「あなたのご発言の真意を問いたい」とIDコール送信。

ネガコメ対策(案) - takoponsの意味

ですけど、私個人としては「ぜひ答えろ、すぐ答えろ、いま答えろ!」みたいな感じで鼻息を荒くしているなどと相手から受け取られたくないという気持ちもあって、また、相手の反応に対する

1. 返答なしの場合
チキンまたはヘタレの可能性あり。少なくともコミュニケーション能力はない。

ネガコメ対策(案) - takoponsの意味

という解釈についても、feather_angelさんが言及記事に対してブクマで指摘しているのと同じことかもしれませんけど、個人的には、相手の意向が不在のままに一方的な決め付けをしているのではないかという不安感をぬぐいきれないという意味で、一矢を報いたような気分にはなれない気がしています。

私自身としてもまだ上手いコメント手法を開発するには至っていないのですが、方向性として、相手の意向に任せるような質問をするというあたりを探っています。具体的に試してみているのが、理由の説明がないままになされた勝手判定に対して、

「どの部分がどのような意味で○○なのかについて説明がないという意味で、単なる××のような形にはなっていないでしょうか」

みたいな感じで質問するという方法です。○○には相手から投げつけられた例えば「これはひどい」などの言葉が入り、××には「一方的な決め付け」や「悪口」「中傷発言」などが入ります。

返答がない場合の解釈は、「相手が××という行為をした可能性が否定されていないままになっているという事実がオープンな場において生じている」ということになります。相手が××という行為をした可能性を否定したくなったら、それをする自由は制限されていないという意味で、否定されていないままになっているという事実をどのように処理するかについて相手の意向を最大限に尊重できる形になっているという点と、相手に対する一方的な決め付けが含まれていないという点が特徴です。

「相手が××という行為をした」という結論に到達できなければ温るいと感じる人もいるかもしれませんけど、オープンな場で一方的な決め付けを含む無茶な主張をすれば逆に咎められてしまう余地が生じてしまうわけで、私のレベルでは「相手が××という行為をした可能性が否定されていないままになっている」という事実の指摘あたりが「相場」なのかなという気がしています。