ウェブそもそも論の(謎×9)

私が「ウェブそもそも論」に謎深いと感じている点は、

  • 「ウェブにおいて相手がリンクをする自由を制限できない」のは「ウェブが相手がリンクをする自由を制限『する機能を備えていない』」からであって、「ウェブが相手がリンクする自由を制限『できないようにすることを目的に作られた』」かどうかには依存しないのではないか

というあたりなのであって、リンクされた側は「相手がリンクをする自由を制限できない」ことについて相手に文句を述べたとしても、その文句を言われる筋合いはない根拠として「できないようにすることを目的に作られた」を持ち出すのは変な話ではないかということです。

また、

とりあえず「Aという目的を達成するために作られていないツール、ましてAとは逆の目的を達成するために作られているツールを、Aという目的で使い、その目的が達成できなかったときに他人にクレームを付けること」を変と思うかどうかだけ教えてほしい。

2007-10-16

についても、変かどうかはそのツールが「どのような機能を備えているか」によるのであって、「どのような目的を達成するために作られているか」には依存しないような気がします。

WWWの「情報の共有、結合の実現」という目的を覆さない限り、「勝手にリンクするな」というクレームは正当なものになりません。

2007-10-16

については、

をご参照ください。