sci98さんの備忘録の謎

sci98さんがこれまでのやり取りについて何だかまとめていらっしゃるようなのですけど、謎深いというか、ちょっとついていけない部分もあるのでツッコミを少々。

幾度かのやり取りをして、くっぱさんが私の主張を謎に感じている理由が判明した。簡単に書くと、くっぱさんは

  • 他人の「正当な行為」を、さも「不当な行為」であるかのように論う行為
  • 他人の都合を考えず、自分の都合だけを考えて他人になにか命じる行為

以上の行為が「なぜ不当な行為であるのかがわからない」ということだそうです。

1.始まり | sci98の備忘録

「なぜ不当な行為であるかがわからない」って、早い話、「様々な行為がある中で、なぜその行為が世の中において『不当な行為』として設定されているのかわからない」ではなくて、「なぜその行為が『世の中において不当な行為として設定されている』と言い得るのか、その結論を導く際にsci98さんが用いている論法が明らかにはなっていない」という指摘なのですが。つまり、「sci98さん自身が井戸の中の蛙ではない」ということをどのような論法で証明できるのかと問うているのですけど。

なので、

およそ社会で生きていく上で「やってはいけない」とされていることを、「なぜやってはいけないのかわからない」という人がいても、まあ私にはどうでもいいことなので話は終わった。

1.始まり | sci98の備忘録

で終わらせるのはご自身の責任のもとで自由だとは思いますが、自身の井戸の中(というローカルな社会)で生きていく上で「やってはいけない」とされていることを井戸の外に向けて「やってはいけない」と主張したところで、外において成立する主張であるとは言い得ていないという意味で、自身の価値観を外に向けて一方的に押し付けているに過ぎないような気がします。

「そう、一方的に押し付けているのだ」とsci98さんご自身がお認めになられるのであれば、両者の見解は合意に達したということになりそうですが、もしかしてお認めになられるということなのでしょうか。

ブックマークコメントへのレス

「この井戸(WWW)の中ではこういうルールになっています」ってのが「そもそも論」だと思うが、「井戸の中では井戸のルールが優先される」という前提に異議を唱えるということなんだろうか。

はてなブックマーク - Rattyのブックマーク / 2007年11月20日

ウェブを複数の蛙が暮らす井戸に喩えるとしたら、「そもそも論」を言っている人はその井戸の底で更にもう一段深く掘られている小さな井戸の中で暮らしている蛙が自分のローカルルールをウェブという井戸全体に押し付けているだけなのではないかと問うているのですが。言い換えると、ある具体的なルールを「全体における絶対ルールである」と誰がどのような論法を用いて言い得るのかと問うているわけです。